昭和の新日・春の祭典MSGシリーズ

第5回大会が昭和57年に開催され

終盤戦となった3月26日、広島県立体育館では

藤波辰巳 対 K・カーン

の公式リーグ戦が行われたのです。

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昭和49年の第1回K・ゴッチ杯で決勝を戦った(*藤波が勝利し、優勝)両者だけに

開始早々からお互い攻めのプロレスを展開


まず藤波が巨漢のカーンをショルダースルーで放り投げ

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ボディスラムからニークラッシャー

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そしてドラゴンロケット

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ダブルアームスープレックス

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負けじとカーンはパイルドライバー

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ギロチンドロップ

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ブレーンバスター

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バックブリーカーからの

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ニードロップを決めるも

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カウント3は許さない藤波

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ここで30分時間切れのゴングが鳴ったのです。

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納得いかない両者でしたが

坂口が中に入り、二人を握手させると

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ようやくお互いの健闘を称え合ったのでした。

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本当に素晴らしい試合でした…

が、この日は生中継

実はメインでアンドレと闘う猪木の体調がかなり不良で

ほとんど闘えない状態であり

よって、この試合の持ち時間が30分与えられたのが

功を奏したとも言えますね