全日春の祭典・第10回チャンピオン・カーニバル


昭和57年3月25日、千葉公園体育館では

注目の公式戦として

B・ロビンソン 対 B・ブロディ

の一戦が行われました。

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先にリングに登場した英国紳士・ロビンソン

下り坂とはいえ、まだまだ貫禄十分であります。

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そして、ものすごい形相で現れたキングコング・ブロディ

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怯まないロビンソンは椅子を持って応戦しました。

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両者がリングに入ったところで試合開始。

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やはり体格で勝るブロディが有利に試合を進めていきました。


コーナーで倒れこむロビンソンへストンピングの乱打

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軽々とデッドリー・ドライブで叩きつけ

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そして豪快なドロップキック

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しかし、百戦錬磨のロビンソンはエルボースマッシュで応戦し

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巨体のブロディを往年の必殺技

サイド・スープレックス

ワンハンド・バックブリーカーで見事に叩きつけ

逆襲したのです。

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そのまま勢いあまって戦場を場外へと移し

両者リングアウトの裁定が下りました。

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しかし見せ場もそこそこあったこの試合

これ以後は、ハンセン主体の外人系譜と代わっていく中で

「全日らしい最後の外人対決」と言えるのではないかと思いますね。